笛吹甲州グリ・ド・グリ × スモークサーモン  「やまとなでしこ」 女優【松嶋菜々子】

日本 白

ワイン解説

笛吹(ふえふき)甲州 グリ・ド・グリ

ワインデータ
タイプ白(オレンジ) 辛口
生産者
シャトー・メルシャン
産地
山梨県 笛吹市 笛吹地区
ブドウ品種甲州
ヴィンテージ2019
アルコール度数11.5度
飲み頃温度8度
価格2094円(税込) 2021年5月現在

分類としては白ワインだが、 スキンコンタクト により果皮や種から複雑な風味やタンニンを抽出した オレンジワイン である。
フランス語「Gris」とは灰色の事で、甲州の外皮は藤色がかった灰色であり、その皮の色をワインにも移していることから「グリ・ド・グリ」(灰色のブドウの灰色のワイン)という名前にしている模様。

〈筆者の感想〉
色は赤味を帯びたオレンジ色。
リンゴや紅茶の風味…合わせてアップルティーの味。樽熟成由来のスモーキーな香りも伴う。
温度が上がると渋み、酸味が強くなるので、合わせる料理にもよるが筆者は冷やして飲むのがおすすめ。

ワインのイメージは、きれいなお姉さん、巻き髪、ブランドバッグ…
導き出される人物は

ドラマ「やまとなでしこ」で人気を不動のものとした大女優「松嶋菜々子さん」

玉の輿のために着飾って男をひっかける、外面の美しさと内面の渋みがこのワインにピッタリです。
欧介さんに冷たい頃の桜子さんです。
甲州に「やまとなでしこ」というタイトルもぴったりですね!

 

今回のつまみ

スモークサーモンのソテー ほうれん草のクーリ

ノルウェーサーモンを塩漬け→水洗い→乾燥→冷燻した自家製のスモークサーモンを皮目をしっかり焼いて、身は温める程度に加熱。
ゆでたほうれん草と魚の出汁をミキサーにかけて、バター、レモン汁などで調味したソース。

 

実食

スモークサーモンの燻製香とワインの樽香が共通項、
また、サーモンはリンゴとの相性が良いのでワインにも合うとの予想が的中!

どちらかと言うと、料理が引き立つ組み合わせでした。
普通のスモークサーモンでも相性は良さそうです。

まとめ

甲州は シュール・リー 、 樽熟成 、 スパークリング 、 スキンコンタクト と色々なスタイルでワインが造られています。
その中で今回はスキンコンタクトで作ったオレンジワイン。
簡単に言うと、白ブドウを使って赤ワインの作り方で作ったワイン。
白ワインと赤ワインの中間的な味わいで、私はロゼワインと同じような位置づけで合わせる料理を考えます。

「やまとなでしこ」って名作ですよね~
当時の視聴率もすごかったらしく、よく再放送もされています。
個人的には桜子の後輩「若葉」役の矢田亜希子さんが可愛かったのが一番印象に残っています。

 

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