ワイン解説
右 シャルル・ド・カザノーヴ ブリュット ミレジメ 2007
タイプ 白 辛口
生産者 シャルル・ド・カザノーヴ
産地 シャンパーニュ
品種 シャルドネ 55% ピノ・ノワール 26% ムニエ 15%
ヴィンテージ 2007
飲み頃温度 12度
価格 1本あたり 5482円 (2020年2月現在)
インポーター ミリオン商事
コクがあり、芳醇
14年の歳月を経てもきめ細かい上質な泡は衰えていない
人物に例えるなら、いつまでもその美貌と清廉さを失わない黒木瞳さん
左 シャルル・ド・カザノーヴ ブリュット プルミエクリュ
タイプ 白 辛口
生産者 シャルル・ド・カザノーヴ
産地 シャンパーニュ
品種 ピノ・ノワール 80% シャルドネ 20%
ヴィンテージ NV
飲み頃温度 8度
価格 8140円 (2020年2月現在)
インポーター ミリオン商事
人物に例えるなら、清楚で透明感のある美少女、浜辺美波さん
一般的なシャンパーニュとの違い
一般的なシャンパーニュは様々な年に作ったワインを貯蔵しておき、それらを調合してそのブランドの味を作る
※シャンパーニュ地方は寒くてブドウの成熟にムラが多いので品質を安定させるため
異なる年のブドウを使用しているので収穫年を表記できないので NV(Non Vintage)と表記されている事が多い
それに対して、 ミレジメ は上質なブドウが収穫できた年のみ、その年に取れたブドウのみを使って作られる特別なシャンパーニュで、収穫年が表記できる
※ミレジメ はヴィンテージと同義語
また、一般的なシャンパーニュは瓶詰後、最低15ヶ月熟成が義務付けられているのに対し、 ミレジメ は最低3年間熟成が必要
プルミエクリュは一級という意味で、一級の村(いいブドウが取れる村)で作られたブドウを使用する
※シャンパーニュのクリュは村単位、ボルドーなどは畑や区画を指す
他にグランクリュ(特級)という上位がある
基本は一般的なシャンパーニュと同じだが産地が特別ということ
比較
ミレジメは熟成期間が長いので、やはりボディがしっかりとしていてふくよか
酵母の香りが強いので、好みは分かれるかも
それに対してプルミエクリュはピノ・ノワールを主体としていることもあり一般的なシャンパーニュよりはボディがあるが、それ以上に華やかな香りが印象的で飲みやすい
万人受けするのはプルミエクリュ
ミレジメは玄人好み
誰もが若い浜辺美波さんが好きだというけれども、黒木瞳さんの良さは玄人でないとわからない・・・
今回のつまみ
今回は比較がメインだったので、プルミエクリュには何も用意してませんでした
ミレジメの方にはフォルジェ・ブリモン グランドリゼルヴ プルミエクリュと同様しっかりとした味わいだったのでサンタンドレ(白カビチーズ)が良く合いました
サンタンドレ、リンゴと一緒に
濃厚なチーズをリンゴがさっぱりとさせてくれます
まとめ
比較するにあたってシャンパーニュの製法について少し触れましたが、細かく書くと読むのがしんどくなると思い簡潔に必要な部分だけの解説に留めました
同じブランドのシャンパーニュを飲み比べる機会はなかなか無いので私自身楽しめました
あなたは浜辺美波さんと黒木瞳さん、どっちがタイプ?
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